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3・11東日本大震災以後、奇怪な放射能汚染問題での社会的な風潮が渦巻く中、今年度のISUサーフィンサーキットの開催は危ぶまれた。しかし、大震災6ヶ月を経た9月18日(日)、 今年度のISUサーフィンサーキット初戦となる大洗カップが大洗町サンビーチで無事開催に至った。大会は、戦いの場を失いパワーを温存したサーファーたちによって、大いに盛り上がりを見せた。終日、天候には恵まれたものの、スモールウエーブ、オンショアという悪コンディションの中、大会は進められた。膝から腹というサイズではあるが、各選手とも随所に気合いの入ったライディンを披露していた。キッズチャレンジクラスでは、オーバーヘッドの波をテークオフした木村美海君が優勝したが、2位の野中美波さんのボトムターンも記憶に残った。他の4選手も各自の能力を最大限に引き出すライディングを披露した微笑ましい15分間のヒートだった。ロングボードウーメンクラスは、このクラスでは大御所の城内光が、さすがに接戦を制して勝利を手中にした。ロングボードメンクラスでは、ロラーコースターの掛け合いの末、最も大きなローラーコースターを滑り降りた照沼秀敏が優勝し、惜しくも2位には神谷誠が入った。チャレンジクラスは、レフトにブレークするよい波を捉え、それをメークしたイワイシンゴが優勝した。激戦のオープンクラスは、今大会終始安定した力を発揮した石崎大介が優勝した。このクラスでは実力者の小関賢太が2位に着けた。さて、スペシャルクラスのファイナルには、そうそうたるメンバーが揃った。世界選手権代表の鈴木智喜、今年度全日本チャンピオン大江良太、無冠の帝王と言ったところか米川佳祐、全国に実力派サーファーとして名声を博する太田兄弟の弟、大田弥生の4選手である。予想通りのハイレベルな戦いとなった。このヒートは、各選手ともスピードに乗せた大技を繰り出し、見応えのあるサーフィンが展開された。熱い15分間の戦いの結果は、最年少の大田が優勝、2位は鈴木、3位は米川、4位は大江と続いた。優勝し表彰台に上がった太田のほっとした表情が印象的だった。また、BBオープンクラスの優勝は、久我美知代。BBチャレンジクラスの優勝は、桜田幸子となった。大会が終わり、大震災から今日までを振り返ってみると、平穏な生活が戻りつつあることを感じる。この時期、ISUサーフィンサーキットが、遅ればせながら初戦を迎えられたことは大変に有意義なことだと思う。今年度のサーキットは残すところ、もう一戦だけだ。サーファーを育成していく上で、このサーキットが復活したことには、おめでとうと言いたい。(Reported it Masaaki Ishige)
スペシャルクラス・ファイナリスト | |||
RANK | NAME | TEAM | |
第一位 | 大田弥生 | エピック | |
第ニ位 | 鈴木智喜 | 水木サーフ | |
第三位 | 米川佳祐 | カラス | |
第四位 | 大江良太 | 水木サーフ |
オープンクラス・ファイナリスト | |||
RANK | NAME | TEAM | |
第一位 | 石崎大介 | グライド | |
第ニ位 | 小関賢太 | サンサーフ | |
第三位 | 佐藤友章 | サンサーフ | |
第四位 | 河野智 | 水木サーフ |
チャレンジクラス・ファイナリスト | |||
RANK | NAME | TEAM | |
第一位 | イワイシンゴ | - | |
第ニ位 | 益子祥太郎 | サンサーフ | |
第三位 | 藤田佳佑 | サンサーフ | |
第四位 | 野底大介 | サンサーフ |
ロング・メンクラス・ファイナリスト | |||
RANK | NAME | TEAM | |
第一位 | 照沼秀敏 | 水木サーフ | |
第ニ位 | 神谷誠 | 水木サーフ | |
第三位 | 北澤康敬 | - | |
第四位 | 栗原義郎 | ダフニー |
ロング・ウーメンクラス・ファイナリスト | |||
RANK | NAME | TEAM | |
第一位 | 城内光 | - | |
第ニ位 | 遠藤夕子 | - | |
第三位 | 篠塚沙絵子 | ホーム | |
第四位 | 蓮見千秋 | ファンタジーアイランド |
BBオープンクラス・ファイナリスト | |||
RANK | NAME | TEAM | |
第一位 | 久我美知代 | - | |
第ニ位 | 増田こずえ | - | |
第三位 | 坂本志乃二 | エピック | |
第四位 | - | - |
BBチャレンジクラス・ファイナリスト | |||
RANK | NAME | TEAM | |
第一位 | 桜田幸子 | - | |
第ニ位 | 太田みどり | ムラサキ水戸 | |
第三位 | 柴田町子 | - | |
第四位 | - | - |
キッズチャレンジクラス・ファイナリスト | |||
RANK | NAME | TEAM | |
第一位 | 木村美海 | ホーム | |
第ニ位 | 野中美波 | - | |
第三位 | 木村成孝 | イエローサンズ | |
第四位 | 小島玄 | ブリス | |
第五位 | 高橋栞太 | - | |
第六位 | 高岡勇気 | サーフハウスエディ |