ホーム >> サーキット 総合案内 >> 2013年 >> 日立CUP レポート |
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7月14日(日)、日立市河原子海岸北浜において、今年度のISUサーフィンサーキット第2戦となる日立カップサーフィン大会が開催された。会場となった河原子海岸一帯は、朝から昼過ぎまで強い濃霧に覆われて極端に視界が悪く、試合進行にかなりの影響をもたらした。午後になると濃霧は晴れて、南からサイドのオフショアが吹いて海面は安定していたが、波のサイズはセットで腰程度だった。
ロングウーメンクラスのファイナルヒートは、各選手とも良い波をトライしていたが、やはり優勝した遠藤夕子のローラーコスターなどのスキルがずば抜けており他者を圧倒した印象を残した。2位は安藤直子となった。
ロングメンクラスのファイナルヒートは、ローラーコスターとノーズライディングの応酬となった。その中でも小松崎大蔵と阿蘇貴弘のパフォーマンスがひときは目立っていた。結果の甲乙を付けがたい内容であったが阿蘇が優勝、2位は小松崎となった。
チャレンジクラスのファイナルヒートは予選から好調に飛ばしていた佐藤かおりがそのまま優勝した。テークオフから滑らかに板を走らせ、スピードに乗ったところで技に持ち込むという本来のサーフィンの基本を忠実に実行していた。伸びしろのあるサーファーであることを感じさせた。2位には螺良俊輔が入った。
オープンクラスは予選から大混戦となったが、ファイナルヒートでは、良い波を的確にメークしていた鈴木啓士が優勝した。惜しくも僅差で佐藤裕が2位となった。
この大会のメインイベントであるスペシャルクラスも予選から混戦が続いた。混戦模様から抜け出した強者のファイナリストは野田修成、渡辺友輝、太田友貴、ラスタという顔ぶれとなった。際だった良い波のセットは入らず、手持ち無沙汰の感じのするファイナルヒートとなった。その中でも、遠く左サイドで波を待ったラスタがレギュラーの良い波を再三に捉えて、それをメークし初優勝を飾った。2位には前大会に続き渡辺が入り、納得のゆくサーフィンができずに終わってしまった野田と太田が3位と4位となった。また、今大会でのラスタの優勝には、新しいISUの時代の到来の気配が感じられる。
2013年度のISUサーフィンサーキットは第2戦が終わった。残るはもう2戦あるのみ。例年、サーキットの終盤戦はコンテストの中で、レベルアップしたサーフィンが多く見られる。それは、とても楽しみなことだ。次の大会が良い波であることを期待したい。
大会の模様は、WEBアルバムでご覧頂けます。
スペシャルクラス・ファイナリスト | |||
RANK | NAME | TEAM | |
第一位 | ラスタ | イエローサンズ | |
第ニ位 | 渡辺友輝 | ファンタジーアイランド | |
第三位 | 野田修成 | イエローサンズ | |
第四位 | 太田友貴 | EPIC |
オープンクラス・ファイナリスト | |||
RANK | NAME | TEAM | |
第一位 | 鈴木啓士 | SUNSURF | |
第ニ位 | 斉藤 裕 | MST | |
第三位 | 長谷川 元 | オーストリッチ | |
第四位 | 佐藤宏樹 | DEVICE |
チャレンジクラス・ファイナリス | |||
RANK | NAME | TEAM | |
第一位 | 佐藤かおり | オーストリッチ | |
第ニ位 | 螺良俊輔 | DEVICE | |
第三位 | 花井良洋 | Sunshine Bro. | |
第四位 | 松浦哲也 | ノーススウェル |
ロング・メンクラス・ファイナリスト | |||
RANK | NAME | TEAM | |
第一位 | 阿蘇貴弘 | INDY SURF | |
第ニ位 | 小松崎大蔵 | - | |
第三位 | 伊藤竜彦 | INDY SURF | |
第四位 | 深谷順一 | DAPHNE |
ロング・ウーメンクラス・ファイナリスト | |||
RANK | NAME | TEAM | |
第一位 | 遠藤夕子 | 3℃ | |
第ニ位 | 安藤直子 | Sunshine Bro. | |
第三位 | 叶多和子 | ノーススウェル | |
第四位 | 鈴木絵美 | MST |