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9月10日から始まったこの大会は、9月13日の最終日まで、コンテストとしては上々のコンディションの中、終了することができた。今年も、この大会への関心は高く、連日、会場には大勢のギャラリーの姿があった。やはり、白熱したのは最終日の13日だった。ラウンド4からファイナルまでが予定され、エクスプレッション・セッションもあるこの日、大会は、最高潮に達した。うす曇で時折、強い日差しが差し込み、無風に近い南西の風が吹き、見ていて、とても心地よさを感じる天候だった。エクスプレッション・セッションは、トッププロたちが素晴らしいテクニックを披露してギャラリーを魅了した。最高のパフォーマンスを演じたサーファーに与えられるベスト・ライディング賞には田島鉄兵が、そしてグッドラィディングには辻裕次郎が選ばれた。男女ともマン・オン・マンになると、スリリングなクロスゲームが多く見ごたえが合った。そんな中、女子のファイナルには、萩原水紀と福谷周子が進出。萩原が福谷を圧倒して優勝した。男子ファイナルはダレン・ターナーと浦山哲也。セミファイナルまでアグレッシブな戦いをしてきたた二人だったが、ファイナルは、静かな試合展開になった。波を選び過ぎたのか、テーク・オフする回数が少なかった。結局、ダレンが、一本の波で好スコアーを上げて優勝した。表彰式には、プレゼンターとして、ガッチャのマイケル・トムソン氏が参加した。往年の名サーファーである彼は・70年代後半から80年代にかけて世界のサーフ・シーンをリードした人だ。2009年の今年も、大洗でプロ・コンテスト開催されたことで、日本中のたくさんのプロ・サーファーを見ることができた。今や、この大会は“年に一度の楽しみ”の一つといった人も多いだろう。また、来年も、この場所でこの大会を見るのが楽しみになる。 (Reported it Masaaki Ishige)
ファイナリスト男子 | |||
RANK | NAME | 賞金 | |
優勝 | ダレンターナー | - | |
2位 | 裏山哲也 | - | |
3位 | 田中樹 田中英義 |
- |
ファイナリスト女子 | |||
RANK | NAME | 賞金 | |
優勝 | 萩原水紀 | - | |
2位 | 福谷周子 | - | |
3位 | 橋本小百合 谷口絵里菜 |
- |
エクスプレション・セション | |||
NAME | 賞金 | ||
ベストパフォーマー | 田島鉄兵 | - | |
グッドパフォーマー | 辻裕次郎 | - |