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I.S.U サーキット 2008年

レポート


毎年、300人を越えるエントリーがある大洗カップ。夏の終わりを飾るに相応しいビッグ・コンテストが8月30、31日の2日間に亘り大洗サンビーチで開催された。決勝のあった31日、会場となったサンビーチのコンディションは、終日、サイドからの北東の風が弱く吹き、波のサイズは膝上から肩。天候は曇り。秋を感じさせる涼しい一日だった。前日に比べ波の状態はベターで、試合開始早々から熱い戦いが繰り広げられた。チャレンジクラスでは、このクラスとは思えないテクニックを披露する選手が何人か見受けられた。その中で、河野智が頭ひとつ抜け出し勝利をさらったが、2位の増田大樹も健闘した。ロングウーメンクラスはファイナルヒートの中盤で、よい波を捕らえ内容のあるパフォーマンスをした杉山律子に勝利の女神が微笑んだ。2位の吉田かおりは終盤、杉山を猛追したが及ばなかった。ロングボードメンクラスは、見るからに接戦模様であったが栗原卓義がこのクラスを制し3連覇を飾った。最終戦を待たず、このクラスの今年度のグランドチャンピオンの座を射止めた。2位の神谷誠、3位の皆川次郎、4位の阿部淳は僅差で涙を飲んだ。オープンクラスも稀にみる接戦であったが、中島サトシが2本のライディングをハイスコアーでまとめ、嬉しい初勝利を手中にした。2位は、このクラスでは試合巧者の斉藤武史で安定したライディングが目立った。3位には小学生であるが、常連のファイナリスト大森南海也入り、4位は坂本恭利となった。 スペシャルクラスは、見応えのある試合展開の中、印象の残るカット・バックを決めた杉山洋がファイナルヒートの混戦から抜け出し、大洗カップのチャンピオンの座に着いた。2位は、小学生で千葉からエントリーした大原洋人で、切れ味鋭いライディングには大きな将来性を感じさせられた。3位は、後半に波に恵まれなかった小笠原貢。4位は、セミ・ファイナルまで好調だったが、ファイナルでは力を出し切れなかった渡辺友輝。ISUサーキット第3戦“大洗カップ”が無事終了した。残るは9月21日の“日立市長杯”のみ。今年のISUサーキットもおおずめだ。もう、あと一戦。選手諸君、悔いの残らないよう、やるだけのことはやってみよう。そして、ISUサーキットに携わる関係者の方々にも感謝しよう。(Reported it Masaaki Ishige)

スペシャルクラス・ファイナリスト
RANK NAME TEAM
第一位 杉山洋 ネスト
第ニ位 大原洋人 -
第三位 小笠原貢 ウェッジ
第四位 渡辺友輝 ファンタジーアイランド
オープンクラス・ファイナリスト
RANK NAME TEAM
第一位 中島サトシ サンサーフ
第ニ位 斉藤武史 フリースタイル
第三位 大森南海也 サンサーフ
第四位 坂本恭利 サンセットポイント
チャレンジクラス・ファイナリスト
RANK NAME TEAM
第一位 河野智 水木サーフ
第ニ位 増田大樹 -
第三位 大武貴樹 ネスト
第四位 佐原裕伸 スリル
ロング・メンクラス・ファイナリスト
RANK NAME TEAM
第一位 栗原卓義 イエローサンズ
第ニ位 神谷誠 シークレット
第三位 皆川次郎 ウェーブダンス
第四位 阿部淳 水木サーフ
ロング・ウーメンクラス・ファイナリスト
RANK NAME TEAM
第一位 杉山律子 ファンタジーアイランド
第ニ位 吉田かおり 水木サーフ
第三位 城内光 MOST
第四位 志賀哉美 ウッディ
BBオープンクラス・ファイナリスト
RANK NAME TEAM
第一位 大原沙莉 -
第ニ位 松本知恵 -
第三位 上杉舞衣子 -
第四位 高野睦美 -
BBチャレンジクラス・ファイナリスト
RANK NAME TEAM
第一位 嶋田知恵子 -
第ニ位 小島海結 -
第三位 片平瞳 -
第四位 伊藤真弓 -
キッズチャレンジクラス・ファイナリスト
RANK NAME TEAM
第一位 依田輝 -
第ニ位 益子祥太郎 -
第三位 山本空知 -
第四位 雲井悠真 -

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